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ほっかほっか亭vsほっともっと!プレナス契約違反10億円判決、全国展開FCのパワーバランスの問題点

ほっかほっか亭の勝訴確定=フランチャイズ契約訴訟

時事通信 4月1日(火)15時49分配信
フランチャイズ(FC)契約に違反したとして、弁当販売「ほっかほっか亭総本部」(東京)が「ほっともっと」を展開する「プレナス」(福岡市)に約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は3月31日付で、プレナスの上告を退ける決定をした。同社に約10億9000万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。

二審判決によると、プレナスは2008年まで、ほっかほっか亭総本部とのFC契約に基づき営業していた。一審東京地裁は、プレナスによる契約違反を認めず請求を棄却。これに対し、二審はプレナスが契約終了前に別ブランド「ほっともっと」の宣伝をしたと指摘し、契約期間中の競業を禁じた契約に違反したなどと判断した。

全国展開FCのパワーバランスの問題点

ほっかほっか亭総本部vsプレナスの裁判は決着しましたね。
プレナスはほっかほっか亭のフランチャイジーだったわけですが、契約期間中に脱退して同業で看板掲げたことによる契約違反ということですね損害賠償は10億円ということです。
金額としては最初は100億の損害賠償額でしたからかなり安いのではないでしょうか。

ほっかほっか亭は全国に3,450店舗を展開するチェーン店でした。
「ホカ弁」というキーワードを世に広めた功労者です。
ただこの店舗の内、ほとんどをフランチャイズに頼っていた構図になります。
フランチャイジーは西のハークスレイ、東のプレナスですね。
プレナスは株式会社ほっかほっか亭の株式の44%取得し創業者に次ぐ第2位の株主に。
プレナスは東日本の進出の功労者であったわけです。
防衛策としてハークスレイに本部が合併、ここで本部とさらに西と東のパワーバランスがおかしくなっていますね。
フランチャイザーよりも店舗を複数展開したフランチャイジーの方が力が強くなってしまいました。店舗を持っている方がキャッシュは多いですし営業権を振りかざせますから強いですよね。
店舗を開発するというのはコストが掛かりますし多くの店舗開発にはリスクがかかります。

今回プレナスが2,028店運営していたのですがそれをFC契約解除して「ほっともっと」を新たに展開。
ほっかほっか亭2,294店舗のうち2,078店舗が「Hotto Motto」(ほっともっと)に転換。
ほぼ2/3にあたる店舗数ですしこれがそのままライバルに豹変するのですから相当大きな影響力です。
同じ業態で名前もソックリというのは挑戦的ですよね。

フランチャイズ契約や営業方針などの意見の食い違いが火種を大きくしたのだと思いますが、ここまで大規模なメガフランチャイジーにしてしまった本部は目論見が甘かったのかなと思います。
東と西の展開を完全に任せてしまったのが問題です。
直営店などこのようなリスクに備えて点在させておくべきでした。
完全に東のマーケティングやデータも抑えられていたのではないでしょうか。

第二次世界大戦で枢軸国(ドイツ、イタリア、日本)は連合国に対して各地で勝利を収め植民地化していましたよね。それが途中で勢力が逆転されてしまいました。
地域を広げすぎて管理が行き届かなかったので、戦力が分散してしまったのですね。
今回のほっかほっか亭ではないですが、広げすぎるとパワーバランスが保てなくなるわけです。
戦争で勝ち取った地域は戦力を集中して勝った訳ですがその戦力のままその地域に駐留させるわけにもいきませんよねコストも掛かりますから。

本部とプレナスとハークスレイが協調関係にある状態が続けば総じてうまく事業は回るのですが、パワーバランスが崩れていますから一旦ギクシャクすると分断は必死です。
実際に店舗を運営してノウハウも持っていますからねフランチャイジーであっても。

地域一極集中で制していく発想としてランチェスター戦略がありますよね。
盤石な管理体制が完成されないうちに急拡大してしまった場合などは、ドミナント戦略をとるべきです。
ドミナントはコンビニのセブンイレブンが取るのでも有名ですが勝てる地域を集中させ配送コストなども効率化させます。

ほっかほっか亭の管理が全国規模になった段階で営業所や支店を全国に配置するべきでした。
そして自社の直営店も関東の重要拠点には積極的に配置して投資します。
そういう重要地点で得られるデータは貴重ですからね。
自らが事業展開のリスクを放棄してフランチャイジーに頼ったせいでこのようなパワーバランスが崩れてしまったのでしょうね。

【出典】千葉の弁当屋同士の争いは深刻

フランチャイズを契約解除するのもいいですが同業でやっていくなら仲良くやった方がお互いの利益になると思うのですが、ほっかほか亭の隣にほっともっと・・・。
こういうのは消費者から見ても気分のいいものではありませんね。


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