「サービス業フランチャイズの環境整備の在り方について」サービス・フランチャイズ研究会

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「サービス業フランチャイズの環境整備の在り方について」サービス・フランチャイズ研究会(PDF)
平成15年7月
依然としてフランチャイズに参加する際のリスクは大きく尚且つトラブルも絶えない状況が続いています。フランチャイズの事前の評価体制も甘く基準もバラバラです。どういう研究調査がなされて改善されてきたのか疑問です。フランチャイズのトラブル回避は事前の正確な店舗データの開示にあると考えています。それをしているフランチャイズは未だ少ないといえます。
以下の項目が気になりましたのでピックアップします。
サービス業フランチャイズの健全な発展に向けた課題
①必ずしも多くの本部や加盟者等がサービス業フランチャイズを正確に理解しているとは限らない状況にあり、また、そのような者が相談する相手としての専門家も不足している。
②サービス業フランチャイズの加盟希望者には個人事業者や中小事業者も多く、意欲はあるが自己資金や融資の担保がないために事業ができないとの声も多い。
③サービス業フランチャイズ加盟者には、事業に成功する加盟者と失敗する加盟者がそれぞれ存在しており、経済産業省が昨年実施した「フランチャイズ・チェーン事業経営実態調査報告」によれば、サービス業フランチャイズにおける今後の事業展開について、事業規模の縮小や撤退を考えている加盟者は1割に満たないのが現状である。しかしながら、社会的にはトラブル等ばかりが注目されやす
い面があるため、フランチャイズ・システムという経営手法そのものに構造的問題があるように捉えられている部分があり、一部の潜在的な加盟希望者のフランチャイズへの加盟を躊躇させている状況が存在しているとの指摘もある。
④サービス業フランチャイズは、コンビニエンス・ストア等の業種のように必ずしも大規模なインフラが必要ではない場合もあるために、経営能力が未熟な本部でもフランチャイズ展開が比較的容易であったり、提供するノウハウが事前に評価しにくい場合も多いなど、本部と加盟者の取引等におけるトラブルが比較的発生しやすい面を有している。例えば、この1年間に(社)日本フランチャイズチェーン協会に寄せられた相談については、サービス業に係るものが約55%を占めており、フランチャイズ店舗数におけるサービス業の割合(約45%)を勘案しても、その割合は少ないとはいえない状況にある。
1.サービス業フランチャイズの現状
(1)フランチャイズ・システムの特性
(2)サービス産業の振興とフランチャイズ・システム
(3)サービス業フランチャイズの現状
(4)基本的な考え方
2.サービス業フランチャイズの健全な発展に向けた課題
3.サービス業フランチャイズに係る具体的論点
(1) サービス業フランチャイズの環境整備に係る具体的な施策
①専門人材の育成
②加盟者等の意識の向上
③加盟者等の資金調達機会の拡大
④情報開示の促進
⑤フランチャイズ本部に対する客観的な評価の促進
⑥トラブルの未然防止等
⑦統計の整備
⑧国際展開の支援
(2) 各主体に求められる姿
①本部事業者
②加盟者等
③専門家等
④(社)日本フランチャイズチェーン協会
⑤行政